2021年7月1日
会長挨拶
福岡イブニングロータリークラブ
会長 讃井 加壽賀
福岡イブニングロータリークラブは2010年5月20日に創設され、今年で12年目を迎えます。波多野ガバナーをはじめ、歴代会長のご指導の下、会員の皆様のご尽力によって立派なクラブへと成長しつつあります。
前年度はコロナ禍で世の中は大きく変化し、ロータリーでも数々のビックイベントや行事が中止され、当クラブでも休会、もしくはオンラインでの例会を余儀なくされました。
コロナウイルスのパンデミックをきっかけに世界は今大きく変わろうとしています。その中、今最も注目されているキーワードの一つとして、ニューノーマル(New Normal:新しい常態)という言葉があります。社会に大きな変化が起こり、変化が起こる以前とは同じ姿に戻ることができず、新たな常識が定着することを指します。新型コロナウイルスの流行が終息したとしても、もはや以前通りの世の中へと戻っていくことは簡単ではありません。今後の活動の方向性として『New Nomal(新常態)』への移向を進めて行きたいと存じます。微力ではございますが、精一杯務めさせていただきますので、皆様のご指導とご協力をよろしくお願いいたします。
RIテーマ『奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために(Serve to Change Lives)』
今年度のRI会長はインド西ベンガル州カルカッタ・マハナガルロータリークラブの会員で、会計士であり、不動産会社の会長を務められるシェカール・メータ氏です。そのスピーチで使われた「もっと成長しよう、もっと行動しよう。」の「もっと行動しよう」は、より大きくインパクトをもたらす奉仕プロジェクトを意味し、「もっと成長しよう」は、会員増強と参加者基盤を広げる事にチャレンジをしようと、メッセージにしておられます。
2700地区テーマ『取り組もう基盤強化と超我の奉仕』
今年度の2700地区のガバナーは南ロータリークラブの貫 正義 氏です。
■重点目標
(1)2700地区の会員増強
(2)地区が一体となったインパクトのある奉仕活動の計画・実施
(3)クラブ戦略(CLP)の策定実施
(4)2700地区の5か年計画の着実な実施
(5)RI事業への積極的参加
これらRIテーマ、2700地区重点目標を受けまして、当クラブのテーマは、
“パートナーシップで目標を達成しよう”とさせていただきました。
スタートを切るにあたり、次のことを重点に進めたいと思います。
1)会員増強
現在の会員は38名です。コロナ禍で退会する会員が増え、入会の呼びかけにも制限がかかることが、会員数の減少に拍車をかけています。財政的にも人数は必要です。新会員5名を今年度の目標として計画しています。会員の皆様一人一人が有望な方を見つけられましたら、ぜひ藤原会員または能美会員にお知らせください。
2)地区が一体となったインパクトのある奉仕活動の実施
RI会長から「ロータリー奉仕デーについて」の実施を推進されました。2021年4月に第5グループを中心として、「児童虐待の社会問題に対する支援」というテーマで、特定非営利活動法人SOSこどもの村への支援が決まっています。城西ロータリークラブが中心となって支援を行いますが、当クラブからは社会奉仕の高口会員と職業奉仕の岩瀬会員に実行委員として参加していただきます。
3)クラブ戦略(CLP)の策定実施
今年度の新会員目標は5人を想定しています。当クラブの会員は、前年度7月1日の時点では45名(うち女性5名)でしたが、現在は38名(うち女性は4名)です。コロナ禍の影響もありますが、新しく入会する会員がなく減少しています。退会する原因はいろいろありますが、ロータリーがどういう団体なのか理解せずに入会していることが多いようにみえます。入会者にはオリエンテーリングでロータリーのことをより深く理解して頂く環境を整えます。勧誘においても当クラブのパンフレット等を利用して会員増強にご協力をお願いいたします。当クラブは職業分類で電気、機械、運輸、自動車、金融、証券の職種が少ない状態です。これらの会員を充実させることも目標の一つです。
4)2700地区の5か年計画の着実な実施
ロータリー財団と米山記念奨学会に対する寄付目標達成です。ロータリー財団は資金的に厳しい状況となっております。特にグローバル補助金の主な資金源である年次基金が不足状態にあります。世界が少しでも平和で豊かなものになりますように、少しでも皆様の自発的な寄付をお願い申し上げます。
5)RI事業への積極的参加
国際大会やRI会長主催会議への出席をお願いいたします。
当クラブの会員は 「マイロータリー」への登録 をお願いします。